ウェルネスプランかこがわ(第2次健康増進計画・第2次食育推進計画)
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75 【3】運動・身体活動 適度な運動を習慣的に行うことは、生活習慣病*の予防やこころの健康、生活の質(QOL)の改善に効果があり、健康づくりにおいては重要です。そのため、市民が自分のペースや生活リズムにあった運動習慣を身につけることができるよう、市内の運動施設や、運動に関する情報の提供をします。また、身体活動が多い人は、死亡率が低く生活習慣病にかかりにくいとされているため、若い世代から日常生活の中で取り組みやすい運動「ながら運動*」や、「+10*(プラス・テン)」の普及啓発や、ウォーキングの推進を行います。 加齢に伴うロコモティブシンドローム*(運動器症候群)、サルコぺニア*(筋肉減少症)やフレイル*(虚弱)については、高齢者だけでなく、年代を問わず幅広い年齢層に向けての予防方法の普及啓発を行い、運動機能の維持向上を図ります。 <取り組みの方向> 個人の生活に合わせた適度な身体活動の確立を目指します。 <目標> (1)積極的に歩く人を増やします。 (2)自分自身にあった運動習慣を身につけている人を増やします。 <目標実現に向けた取り組み> ●個人の取り組み● 乳幼児期* (0~5歳) 学童期* (6~12歳) ・楽しくからだを動かし、健康づくりや体力づくりの基礎を身につけます。 ・積極的に外遊びをします。 ・親とともに健康づくりに励みます。 思春期* (13~19歳) ・楽しんでできる運動を見つけます。 青年期* (20~39歳) 壮年期* (40~64歳) ・生活習慣病*を予防するための運動の必要性についての知識を身 につけます。 ・自分の健康状態に応じた、必要な運動量や歩数についての知識を身につけ、実行します。 ・今より10分歩く時間を増やします。(下記※を参照) ・エレベーターはなるべく使わず、階段を積極的に利用します。 ・運動教室やスポーツ施設を積極的に利用します。 ・1回30分以上の運動を週に2回以上行うよう心がけます。 ・便利な交通手段(車等)はできるだけ利用せず、徒歩、自転車 で移動します。 ・仕事や家事、育児で、できるだけからだを動かすように心がけます。 高齢期* (65歳以上) ・筋力低下防止に向けて、積極的に外出の機会を増やします。 ・週1回以上は外出するようにします。 ・ロコモティブシンドローム*等についての知識を身につけます。 ・自分の健康状態に応じた歩行や簡単な体操等の運動を実践し、無理せず続けて行います。 ※約10分の歩行は1,000歩で、歩行距離で600~700m程度の歩行に相当します。 第4章 第2次健康増進計画

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